お客様からのリクエスト曲を作りました
占いをしていると色んな方に出会います。
みんなにそれぞれ、淡い恋の思い出があって、あの時は受け止める余裕がなかったけど、今ならちゃんと受け止められるのに、あの頃に戻れたらなんて思う方もいらっしゃいます。
亜美夢(アミュ)自身も、すごく気持ちがわかります。
特に学生の頃、
卒業して就職活動をしている時期とか、
新しい仕事が始まったばかりの時とか、
なにかの夢を追ってる頃とか、
何か必死で追いかけるものがある時って、
自分のことで精いっぱいですよね。
となりにいてくれたから頑張れたのに、
君のために頑張ってたのにって思っても、
結局相手に通じてないと何の意味もない。
失ってからでは遅いし、気づくのが遅すぎたって思うけど、
もう一回チャンスをくれないか?と頼んでも、
自分からしたら、初めてのお願いだと思ってたのに相手からは、
そのセリフ何回目?と聞かれて、
そこでまたすれ違っていたことを知る。
すれ違いって悲しいけど、
そのすれ違いがあって、その相手を選ばなかったからこそ、次の相手と出会える運命もある。
人生なんて何が正解で、何がダメかなんてわからないし、あの時、あの道を選んでいたらとか、あの時、あの人を選んでいたらなんて、
たら・ればをするだけ時間の無駄。でも、少しまったりしたい時はいいですよ?でも、そればかりをずっと考えるのは、もったいない。
人間の目は、なぜ前についているかわかるか?
前に進むためだ
というドラえもんの中で、のび太が先生に言われるシーンがありますよね。
それと同じです。
淡い恋を忘れるためにも短くていいからオリジナルの曲って作れますか?と聞かれて、お客様からのリクエストで作りました。
もちろんプライベートな淡い恋なので、少し脚色はしてますが。
レゲエが好きな方なので、レゲエ調に挑戦してみました。
あんまり長く作る時間がなかったので、短いですが、自分の恋愛が自分だけの歌になるって、こんなに面白いんですねと、とても笑っていただけました。
【解説】
5年前に別れた元カノ。デパ地下で働いてた頃に出会った。
お互い、夢を追う仲間としても色んな話ができて、毎日笑ってた。
でもお互い色んなことが重なって、別れを決めた。
二人でよく行った家の下のラーメン屋に行って、
何か懐かしくてうれしくて、テンションが上がって、
店長に無我夢中で思い出話を熱弁話してた。
店長が優しく相槌うちながら、
「それ、ここの店ちゃうで」と言われ、
自分がいかに過去の思い出を美化して、
曖昧に覚えていたんだろうと笑ってしまった。
でも、そこで食べたラーメンは、
間違えてる店なのに、なぜか懐かしい味がした。
自分のことで必死だった昔、
彼女を受け止めることができなかったけど、
今の自分なら、もっと大切にできるのにな。と思いながら
中野の町を去って元の日常に帰る。
【歌詞】
ねぇ 二人で食べた
家の下のラーメン屋
5年ぶりに行ってきたんだ
店長におもわず話しかけたんだ
喧嘩するたびに 食べたラーメンで
元気づけられたってね
店長が照れくさそうに
言ってくれたよ
それは違う店だとね
中野で見つけた 昔の夢たち
間違えた店で 味わう懐かしさ
中野で見つけた 昔の夢たち
今ならあなたを 受け止められるのに
今ならあなたを 受け止められるのに